33

 

 

毎年この日を迎える前、ある人への好きという気持ちと感謝を何文字も画面に向かって書き殴る。

何度も推敲して悩んで、結局今までその文章を世に出した事はあったかな。去年、一昨年、その前の分も未だに下書きボックスに眠ったままだ。

 

去年のわたしは好きな人の特別な日だというのに課題に追われ、好きな人の特別な日だというのに気分も冴えず、好きな人の特別な日だというのにちゃんとお祝いできなかった。

きっと今年もそうだ。ていうか去年よりも忙しいかもしれない。こんな文章、本人が読む確率なんて限りなくゼロに近いだろう。それでも文字に起こしたいのは、今まで出せなかった数年分の思いを形にしたかったからだ。

 

有難い事に、「考えが好き」「文章が好き」とちらほら言ってくれる人がいる。本当にありがたい。もしかしたらこの文章も読んでくれるかもしれないと少し期待してしまう。多分今日の内容はいつもと違って大まじめだ。もう一度言おう、大まじめだ。大まじめなきゃおさんもたまにはどうかな、なんて。

 

 

 

わたしが増田貴久という人を好きになった時、彼は29歳だった。後悔した。もっと早く、と思った。当時のわたしは30代への偏見が酷くて、あと少しで20代が終わるなんて......と若干落胆したりもした。

 

ところがそんなわたしの落胆をひっくり返すような魅力を増田さんは見せてくれた。毎年増田さんがどんどん大人になっていって、毎年好きが募って止まらない。

 

 

 

 

そして、今日からちょうど1ヶ月後、わたしは日本を離れる。増田さんが夢を追いかけたように、わたしも少し挑戦してみようと思った。増田さんの事が好きだから、ファンだから、尊敬しているから。

 

 

 

 

実は、このブログを留学辞退が決まる前からしたためていたのでこんな綺麗事をつらつらと並べてしまっているが、過去のわたしが可哀想なので消さずに記録として残しておく事にする。日本で夢を追いかけよう。わたしなら出来る、なぜなら増田担だから。(?)

 

 

 

 

いつしか増田さんは「推し」としてだけではなく、「目標」となった。増田さんのようになりたいと思った。ピアスは開けてないし、三角形のイヤーカフ持ってるし髪を赤く染めた事もある。でもそういう事じゃない。青春時代を全てアイドルに捧げてから、前しか見て来なかった人だ。メンバーが次々と離れていったって、グループがこれからどうなるかわからない状況にいたって、挫ける事はなかった。それどころか彼は4年後まで先を見据えていた。わたし達が勝手に騒いでる間も、4つのコンサートを通して4人分のメンバーカラー衣装を完成させ、味の素スタジアムでそれを着て登場した。

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(左から2015年White→2018年EPCOTIA→2016年QUARTETTO→2017年NEVERLAND)

サプライズは苦手な増田さんが行った人生で一番大きなサプライズだそうだ。

 

 

わたしにはまぶすぎて目が眩んでしまう。悪口を言う人に対して「何でそんな事言うようになっちゃったんだろうね?」と考える人だ。ドキュメンタリーを見て「この人はどんな想いで生きているんだろう」と考える人だ。絶対にかなわないと思った。

まずわたしには全力で夢を追うような覚悟がない。メンタルも弱いし自分の事で精一杯だ。でも、だから、「挑戦」したい。ほんの1ミリでも増田さんに近付けただろうか。ファンに真似される事を嫌う増田さんはわたしを嫌うだろうか。

 

 

 

 

2018年、きっと忘れられない年になる。嫌な事も沢山あった。でもそれの倍良い事もあった。PON!のレギュラー、4年ぶり主演舞台、連ドラ出演、装苑連載、これ以外にも沢山。

友人から来た「舞台決まった」というLINEを見た時の感情は今でも忘れられないし、PON!のレギュラーになる事が発表された時、車校のバスで嬉しさを噛み締めた事も忘れない。

休みがほとんどなくてしんどかったはずなのに「幸せ」という増田さんは間違いなくわたしが世界で一番好きな人だ。

 

2019年、もう下半期に突入した。少プレは終わり、次の現場の予定もなく、新曲の予定もない。それでも残り数ヶ月、どうか良い年にしよう。久々にドラマに出る、新曲ももう一つくらい出せるかもよ?現場のお知らせメールも待ってるよ。とにかく33歳のあなたが幸せな年にしよう。

 

 

 

(留学から)帰って来る頃にはあっという間に2020年になる。増田さんがベストアルバムを出したいと言った2020年になる。NEWSがデビューして17年、今のわたしの年齢とあまり変わらないじゃないか。そんな長い間、NEWSを守ってくれてありがとう。夢に出てきてくれてありがとう。夢を見せてくれて、ありがとう。

 

 

最後に、お願いが2つあります

 

1つ目、そろそろ、ナゴヤドームに来ませんか?

 

 

2つ目、増田さんの元に訪れる幸せが、彼の人生で花を咲かせますように。

 

 

 

 

執念深いファンでごめんね、遠い名古屋からずっとあなたに憧れています

 

33歳、良い年になりますように

わたしが持ってる最大限の愛を込めて

 

増田さん、お誕生日おめでとう。